2013/09/17
朝焼けと第2五之町踏切
各地に甚大な被害をもたらした台風18号。
関東地方が暴風域から抜けた16日夕方には、とても綺麗な夕焼けが見れたそうだ。
しかし、自分はそんなことも知らずに爆睡。
なんとなく心残りだったので、深夜に家を抜け出し朝焼けを待つことにした。
暗闇を右往左往しながら決めたポイントは、かの有名な第2五之町踏切。
美しい空のグラデーションの下、小さな踏切は列車がいなくても良い雰囲気。
ちょっと「ゆる鉄」ぽくなったかな。
Nikon D800 + Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)
2013/09/10
与板駅にて -越後交通 長岡線-
なんとなく鉄道駅の佇まいが残る、旧与板駅舎。
今は運送会社の事務所として余生を過ごしている。
現役時代の写真が見つからないので、元はどういった姿かわからない。
きっと細い柱の軒下には、信号てこが並んでいたのだろう。
駅舎と駅構内跡を望む。
街外れに作られた駅にしては、結構な広さだったようだ。
今は盛土がされ駐車場と化しているが、土の中には今だレールが残っているものと思われる。
寺泊方を望む。
駅舎からかなり離れたところに、貨物用ホームが残る。
旅客ホームは跡形も無い。
駅舎前はトラックの回転場となっていた。
その下には、アスファルトで生き埋めになったレールが、わずかながら顔を出していた。
数年前までは、ここから西長岡方にかけてレールが敷設されたまま放置され、良い雰囲気になっていたらしい。
が、今は立派な遊歩道に変貌してしまった。
ここに鉄道があったことは、街の人々の記憶から徐々に消えようとしている。
与板駅から少ししたところにある、小さな踏切跡。
夏空の下、ボロボロに錆びた機器箱が寂しげに残っていた。
Nikon D800 + Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)
2013/09/02
夏空の記憶 -越後交通 長岡線-
空の青と草木の緑のコントラストが美しい、とある川沿いの道。
それを横切る2本の筋。
越後交通 長岡線の踏切跡だ。
以前はいたるところに残っていたレールも撤去が進み、こうした遺構も少なくなってしまった。
夏草が侵食する線路跡。
ミイラ化した枕木が整然と並ぶ。
列車が走っていた頃を想像しながら、ゆっくりシャッターを切った。
線路跡近くに廃校舎があった。
草生した校庭と、色褪せたコンクリート校舎に廃心がときめく。
この学校は地域の集会場として余生を過ごしている。
校庭で遊ぶ児童を見守っていたであろう時計。
錆びきった味のある廃校シンボルになっていたが、まだしっかりと稼働しており、ちょっと驚き。
Nikon D800 + Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)
2013/09/01
晩夏の只見線
8月下旬とは言え、まだまだ日差しはジワジワと暑い。
ただ、会津の空雲は少づつ秋が近づいていることを教えてくれていた。
有名撮影地の根岸俯瞰。
蝉の鳴き声がけたたましく響く林道からは、四季折々素晴らしい眺めが一望できる。
秋の稲刈り前にまた来たい。
ススキの沿道を行く列車。
草木に触れたのか、思いの外多い擦り傷が夕日に浮かぶ。
下校時間はつかの間の活気。
さっきまで静かだった駅の構内が嘘のよう。
日が沈むころ、再び根岸駅へ。
真っ直ぐ続くレールの先の空は、綺麗なピンク色に染まっていた。
Nikon D800
+ AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)
+ Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)
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