2015/01/17
雪景色の会津をゆく ~JR只見線の冬~
冬の会津は雪深い。
山々は白色に染まり、辺りは静寂の世界に包まれている
雪山装備で山肌を登り、只見線一の撮影名所である第一只見川橋梁で列車を待つ。
目の前に広がるモノトーンの景色の中、鈍い足音を響かせて2両の気動車がゆっくりと只見川を渡っていった。
この日は快晴とは言えなかったが、雪はやみ青空が時折顔をのぞかせていた。
しかし、時折吹く風は寒く、木造駅舎にどっさり積もった雪が溶ける気配はない…
第二只見川橋梁を渡る、会津若松行きの列車。
背後に立つ針葉樹の林が雪国らしい。
会津平野に佇む、只見線の基幹駅である会津坂下駅。
いつもは静かなこの駅も、朝の通学時間帯は構内踏切に賑やかな声が響く。
どんなに寒くても、雪が降っても、毎日走り続ける雪国の鉄道。
勇往邁進なその姿を、これからもずっと見届けていきたい。
Nikon D3 + AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)[a,c,e]
Nikon D800 + Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)[b,d]
2015/01/15
電鈴が響く~小湊鉄道 上宿2号踏切~
小湊鉄道には、今なお現役で活躍する電鈴式踏切警報機がある。
電鈴式と言ってもピンと来ない人にちょっと解説。
踏切では、列車が近づき踏切が閉まる際に「カンカンカン…」と警報音を発する。
一般的な踏切では、この警告音は電子音であり、音は設置されたスピーカーから流れている。
これに対して電鈴式とは、機械的に鈴を叩いて音を出している。
昔は各所で使われていたようだが、今ではほとんど見られなくなってしまった。
そんな中、千葉県を走る小湊鉄道では、いくつかの電鈴式警音器が活躍している。
折角なので、音を録って来た。
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