なんとなく鉄道駅の佇まいが残る、旧与板駅舎。
今は運送会社の事務所として余生を過ごしている。
現役時代の写真が見つからないので、元はどういった姿かわからない。
きっと細い柱の軒下には、信号てこが並んでいたのだろう。
駅舎と駅構内跡を望む。
街外れに作られた駅にしては、結構な広さだったようだ。
今は盛土がされ駐車場と化しているが、土の中には今だレールが残っているものと思われる。
寺泊方を望む。
駅舎からかなり離れたところに、貨物用ホームが残る。
旅客ホームは跡形も無い。
駅舎前はトラックの回転場となっていた。
その下には、アスファルトで生き埋めになったレールが、わずかながら顔を出していた。
数年前までは、ここから西長岡方にかけてレールが敷設されたまま放置され、良い雰囲気になっていたらしい。
が、今は立派な遊歩道に変貌してしまった。
ここに鉄道があったことは、街の人々の記憶から徐々に消えようとしている。
与板駅から少ししたところにある、小さな踏切跡。
夏空の下、ボロボロに錆びた機器箱が寂しげに残っていた。
Nikon D800 + Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)
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