この時期の釧路本線には、いくつかの臨時列車が走っている。
その中でも特に人気なのが、C11牽引の「SL冬の湿原号」だ。
一日一往復しか運行されないこの列車を撮るため、この日は朝6時半過ぎに駅に降り立ちロケハンを開始。
近くの温泉で朝風呂し、冷えた体を温めた後にいよいよSLを狙う。
遠くから汽笛が聞こえ、粋の良いドラフト音が近づいたその時、それを待っていたかのように2羽のタンチョウが白舞台に降りてきた。
釧路への折り返しは、湿原と絡めて俯瞰で狙ってみる。
雪の積もった山をひたすら登り、湿原を一望できる場所でカメラを構える。
やってきた列車は煙を吐かずして湿原を通り過ぎていく。
日も少し陰ってしまい、少しイメージと異なったが、念願の場所でシャッターを押せて感無量だった。
このあたりはエゾジカの越冬地でもあり、汽車が通り過ぎる横で凍った湖を慎重に渡る姿が見られた。
Fujifilm S3 pro +
AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)[1枚目]
Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)[2枚目]
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