雲ひとつ無い冬晴れの空の下、列車は知床斜里駅に到着。
世界遺産 知床半島の付根に聳え立つ、海別岳を望む。
線路はこの先で進路を90度南に変え、内地を目指す。
知床斜里駅を発つと、車窓は流氷の浮かぶ海から一変。
白く染まった農地と防雪林、堂々たる藻琴山。
いかにも北海道と言った風景が窓枠一杯に広がる。
車内は地元の人をはじめ、一人旅から団体客まで様々な人で満席。
皆それぞれ思いを持ちながら、シャッターを切る。
風光明媚な土地を走る釧網本線。
過去にはいくつもの路線が接続していたが、現在はすべて廃止され、線路はひたすら釧路を目指すのみ。
しかし、沿線には温泉を筆頭に観光地が多くあり、ここ近年は訪れる人が多い。
ローカル線と言うよりは、観光鉄道として活路を見出しているようだ。
Fujifilm S3 pro + Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)
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